Relakokoro|ラドンについて|ラドンとは何か
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ラドンとは
細胞の活性化を促す放射性希ガス
放射能泉と言われるラドン(ラジウム)温泉として秋田県の玉川温泉、鳥取県の三朝温泉が有名です。それらの温泉には、源泉からラドンを含有する蒸気や温泉が自然発生し一帯に広がっています。ラドンガスを体内に取込むと細胞が活性化され、治癒力や免疫力が高まるホルミシス効果が実践的に確かめられてきました。ラドンは天然に存在するラジウムが崩壊して生じる放射性希ガスです。
ラジウム泉とは
ラジウム泉には人体に害のない、ごく僅かな自然放射線(ラドン)が発生しています。ラジウムの元の形であるウランは、地殻の深くに存在する物質ですが、マグマとともに地上近くまで押し上げられる過程でラドンが発生します。通常、ラドンは地下に蓄積しているのですが、地下水が湧出する際、ラドンを含む地層を通ったお湯は、ラドンを含む温泉水になります。
低線量放射線について
変わりゆく放射線のイメージ
私たちは今まで、「放射線」は身体に悪い、怖い、というイメージに縛られていました。ですが、長年様々な専門的な研究を経て、その可能性と有効性が見直されてきました。多様な効果をもたらす放射線ホルミシスは、西洋医学、東洋医学を含む統合医療となりつつあります。
放射線と放射能の違い
「放射線」とは光の仲間の電磁波や高速の粒子のことであり「放射能」とは放射線を出す能力のことを言います。つまり、放射線は「飛び出てきたエネルギー」ですが、放射能は「エネルギーを出す能力そのもの」のことを言います。例えば、「懐中電灯→放射性物質」とするならば「光→放射線」「発光能力→放射能」に相当することになります。
人工放射線と自然放射線
日常に欠かせない放射線
核兵器の恐怖からか、私たちは必要以上に放射線について恐れていました。
しかし、放射線は自然界にも存在し、私たちも日常的に放射線を浴びながら生活しています。放射線のない生活はありえないのです。低線量の放射線であれば身体に害を及ぼすどころか細胞の活性を図り、健康な身体へと導いてくれると言われています。
私達が受ける自然放射線と人工放射線
放射線は一度で大量に受けた場合は生命に危機をもたらしますが、低線量であれば生命(細胞)を活性化することがわかってきました。私たちは日常で自然放射線を受けており、これをなくしては生命は生きられないとされています。
世界の研究により、自然放射線レベルの100万倍以下であれば、多くのDNAの修復がなされることが報告され、さらに自然放射線レベルの10万倍以下であれば100%パーフェクトにDNAの修復活動が行われるとの研究結果が発表されました。結果、目安となる放射線値は自然放射線の10万倍ということがわかりました。これにより、350ミリシーベルト以下の線量ではがんの過剰発生を示す証拠はなく、自然放射線(2~3ミリシーベルト)の100倍程度の低線量の定常的な全身照射が人体にとって最適な値であるとされています。
三朝温泉地域住民の疫学データ
ラドンがもたらした免疫力
三朝温泉は世界有数のラジウム含有量を誇る日本屈指の名湯です。岡山大学医学部がこの三朝温泉のある鳥取県三朝町住民の約40年のがん死亡率のデータを調査した結果、三朝町住民のがん死亡率が極端に低いことがわかりました。その理由は土壌や岩盤から発生するラドンにありました。